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疎開

被災6日目。ついに茨城から千葉へ疎開してきました。
道すがら目にしたものは、地震の爪あと。

遊歩道は、デコボコにひび割れ、街灯の電球が落っこちて砕け、ところどころブロック塀が倒れ、ビルの壁はひび割れ、喫茶店のガラスが飛散した市街地。家屋の瓦も飛び散り、中には半壊した家屋もありました。
道はところどころ地割れし、ほとんどの橋は本来の位置からずれて、岸と橋げたの間に大きな段差ができてました。地域の人が必死で応急処置を施して、やっと通れるようになったデコボコの県道を通って、千葉へきました。

私の寮が建っている土地は地盤が強かったのかもしれません。水戸市のほうが、建屋や地面への被害が大きかったように思います。

千葉へきてほっとしました。道端のお店が営業している。平和そのものです。
また、ネオンを節電対策で消しているのには感心しました。みんながんばってるんだなぁと。

でも、なんか変な雰囲気。
スーパー。肉や米、カップ麺が買い占められてなくなってる。・・・なんで??
肉は保存きかないし、米は調理しないと食べられない。カップめんもお湯がないと作れない。


災害時、ライフラインが止まったときに思いました。非常時は、非常食以外役に立ちません。


確かに肉は冷凍すれば保存が利きますし、米やカップめんは調理しない限り保存できます。
でも、電気がとまったら、冷凍保存できませんし、水やガスが止まったら調理できません。


計画停電に備えてる?・・・たった2,3時間の停電のために、そんなに大量の食材を?時間ずらして食べればいいんじゃないでしょうか。飲食店がやってない?そんな毎晩外食してるんですか?


電池を買い占めるのもわかりません。どうせ停電したときに懐中電灯ついたからって、できること大してありません。電化製品がまったく使えないんですから。室内移動する時の懐中電灯の電池って、そんなに必要ですか?登山のときの経験からすれば、4日間まったく電気が使えないときで、ヘッドランプの電池は単3電池4本あれば足りました。ましてや、毎晩数時間程度の停電に、10個も20個も電池必要ですか?


買占めがまったく無意味とは思いません。たとえば、


今現在の被災地のような状況には、とにもかくにも食材が必要なのですから。


米や肉が必要になるのは、今の被災地のように、避難所に食糧不足で飢えに苦しむ人がいるような地域です。やっとライフライン復旧しても、食料がなくて困っている地域です。カップ麺は重量が軽く、輸送に適しているので、食糧難の地域への補給食としては最適です。

確かに東日本太平洋側が壊滅的な状態なので、東日本全域で食料が値上がりしたり不足したりするかもしれません。でも、被災地では、まさに命にかかわるような食糧不足なんです。今買い占めるのは、ちょっと遠慮しましょう。

被災地にいる人より、被災地以外の人のほうが慌てふためいている。


「不安だから行動している」のであって、「必要だから行動している」わけではない。
その差が、被災地とそれ以外の人で現れている。


私が疎開してきて感じ取った「変な雰囲気」の正体はこれでした。

少しでも早く、普段通りの社会になることを祈っております。
今日からは、私も被災地外の人間。

元気に明るくいつもどおり、過ごします。


2011年03月16日 | Comments(0) | Trackback(0) | 雑記
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